目標を確認することの大切さ…

自信のある人とない人では、決断のスピードが変わってきます。いまいちやる気がわかない……という場合、達成した時の具体的なイメージが描けていないことが主な要因です。自分の将来の目標、自分の価値観にそって努力していることをきちんと認識していれば、面倒な仕事でも乗り越えてみよう、と踏みとどまることができるはずです。
自分の中に確固たる価値観があれば、自信をもって判断を下すことができます。
本日もやる気を高める戦略的思考を研究していきましょう。

◆自信と価値観のつながり
自分の基準を明確にする「なぜ、ダイエットするの?」

ダイエットをする場合、「お菓子を食べない」「糖質制限する」ということは手段にすぎず、「痩せたい」「キレイになりたい」「モテたい」という目標のために行動する必要があるはずです。「理想の自分になりたい」自分の行動原理を深く考えないまま選択し、「間食しない」「飲み会に絶対いかない」とがむしゃらに頑張ったものの長続きせず、本末転倒になってしまった経験のある人は少なくないのではないでしょうか。自分の心の基準となる価値観を明確にしておくことで、「体重を減らす」「サイズダウンする」「体脂肪率を下げる」という明確な目標を立てることができ、自信と余裕が生まれます。また、目標に対してアプローチ方法が見えやすくなります。紙に書きだしておくとより具体的に優先順位をつけることができます。それだけでも、何に向かって行動すればいいのかわからなくなってしまうことを防げますので、気合いが長続きしない人はぜひ実践してみてください。

◆自分にとって意味のある行動しよう
自分にとって意味を見出せない行動をしていると、全然楽しくないですよね。そればかりか判断力や集中力、モチベーションが著しく低下してしまいます。例えば「理想の自分になりたい」という価値観を自分の中に据えていれば、自分を見失うこともありません。「周りもやっているし、とりあえずダイエットしてみる」というように思いつきで行動するのではなく、「理想を実現したい」というあなたの価値観にそっていけば、その行動にはあなた自身が認められる意味が生まれます。「痩せるために努力している」自分を、最後まで信じぬきましょう。それを次のステップへのエネルギーにしましょう。まずは小さな目標からクリアしていけば、どんなに大きなプロジェクトでもこなせる能力が備わっています。

◆指針のズレを定期的にチェックする
わたしたちは日々のプロジェクトをこなしているうちに、様々な刺激を受けます。良いものでも悪いものでも、それによる気分の浮き沈みで心の中の指針が思い描いていた方向とずれてしまうことが多くあります。2か月に一度くらいは時間を作って、自分の内面に沿った行動ができているのかどうか振り返ってみましょう。「自分がやろうと決めたこと」のために具体的にどれだけのことが積み重ねられたのかを確認することで、自分を評価できます。目標に対して具体的な行動が伴っていれば、更なる自信があなたの計画を推し進めるエネルギーとなり、物事を決断するスピードも上がります。どんな環境におかれても自分の価値観がぶれない人は、他人よりもはやく目標を達成するようになるのです。

MonAmie