「やる気」を引き出すには…はじめが肝心!

やる気を長期間それを維持できる人はあまり多くありません。
人間は、すぐに結果の出ることを求めがちです。
しかしビジネスシーンでは、問題解決にむけた継続的な挑戦が大きな成果につながります。モチベーションを保つことで、新たな活路が開けるのです。どうすれば人は前向きな気持ちで働くようになるのでしょうか。
さっそく、やる気を高める戦略的思考を研究していきましょう。

◆お菓子を配ってみよう

がんがんいこうぜ?
やる気出していこうぜ!という掛け声だけでは成果をあげることはできません。
ビジネスシーンでは、自分だけでなく他者のやる気を引き出すための戦略も必要になってきます。
周りや部下にちゃんと仕事をしてもらおうと思ったら、単純に仕事漬けにしたり、仕事の意義を語ったりするのはあまり賢くないやり方と言えます。やる気のない人が大して興味もないままたくさんの仕事をこなしていると、集中力が切れやすく、ミスの連発につながりかねません。仕事を素早く、正確に仕上げてくれる最強のチームを作り上げるには、まずは周りにいい気分になってもらうことが大切なのです。

お菓子もあるよ!といっても、部下や同僚を過剰に持ち上げたり飲み会に連れ出したりする必要はありません。

最近の仕事ぶりをほめたり、ちょっとしたチーズやお菓子を分け与えるだけで、メンバーのいい気分を盛り上げられます。
出勤直後からいい気分になっていれば、その日1日精力的に仕事をこなすことが出来そうですよね。
いまいちスイッチが入っていない朝でも、ほんの小さなお菓子をもらっただけで得した気分になるのが人間なのです。

結果としてその後の仕事をスムーズにこなすことができるようになり、ミスもぐっと減ります。
また、自分自身が周囲に小さな親切をすると、余裕が生まれます。

◆仕事する前にアゲておく

チーム全体で効率的に作業を終わらせるには、業務開始前のちょっとしたお菓子が有効なのです。
難しく考える必要もないシンプルな結論で、なんだかほのぼのした話ですよね。
先に気分をアゲてもらい仕事の能率と正確性をアップさせることは、より早く成果を出すために意識していきたい重要なマネジメント戦略です。

仕事のスピーディな進行はモチベーションの維持に直結するので、本人のみならずチーム全体に良い影響を与えてくれます。早く成果が目に見えることで、部下や仲間それぞれの自信にもつながります。
仕事終わりの居酒屋より、出勤してすぐにチーズやキャンディのプレゼントがよい場合もあるかもしれません。一度試してみてはいかがでしょうか。

MonAmie